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デザインとは”形”をつくることだけではありません。視点を変え、情報を再構築することで、まだみえていない価値を見つけ出し、新しいカタチをつくること。
それが、私たちの考えるクリエイティブ・デザイン=ブランドづくりです。

JOURNAL

日本が再び呼び覚まし、世界へ発信した「ノーサイドの精神」
日本が再び呼び覚まし、世界へ発信した「ノーサイドの精神」 category : column
update. 2020.10.24

[caption id="attachment_2272" align="alignnone" width="600"] 日本が再び呼び覚まし、世界へ発信した「ノーサイドの精神」
[/caption]   こんにちは。 シンクメディアのチームビルディングコーチ 宮下 テツロー –野人– です。   激動の2020年もいよいよクライマックスを迎えようとしていますがいかがお過ごしでしょうか? ちょうど一年前、この日本で世界を揺るがす祭典が行われましたね。 そう、ラグビーW杯です。   あの世界初日本発の圧倒的な高揚感・一体感は世界中の人々の心に深く刻まれたことと思います。ラグビーといえば試合が終わったら敵味方なく仲間として称え合い認め合う「ノーサイドの精神」ですが実はラグビーの試合終了を指す「ノーサイド」という言葉は世界では数10年も前から使われておりません。 ノーサイドという言葉(精神)は今や日本でしか使われていないモノとなってしまっているのです。それをこの大会でラグビー日本代表並びホスト国である日本(国民)が呼び起こし世界に向けて伝播させました。私はこのことをスポーツの枠を遥かに越えた歴史的出来事であったと認識しています。私は日本(人)がこのノーサイドの精神を保ち続けてきた国民性に誇りを感じると共に日本のラガーマンがノーサイドの精神を培ってきた象徴的なシーンを思い出しました。   日本には秩父宮ラグビー場というラグビーの聖地があります。多くのラガーマンはこの地でプレーすることを夢見ています。この秩父宮ラグビー場、今では各ロッカールームにシャワールームが設置されているのが通常ですが、試合後に使うシャワー風呂が敵味方別々ではなく一つしかない、ということが大きな特徴です(しかもシャワー間の仕切りがない)。日本ではそうした施設はこの地よりありません。試合終了の瞬間、必然的に「歓喜に沸く勝者」、と「悔しさ、屈辱に苛まれる敗者」に分かれるのでグランドを引き上げた各選手関係者はそれぞれのロッカールームでその想いを爆発させることになります。ですがその後の両チームが共有するシャワールーム(風呂)では各選手は互いを慮りその感情を押し殺し振る舞います。 勝者は無闇に敗者に話しかけません。 それを察した敗者の方から勝者に声をかけます。   「お疲れ様〜」➡︎若干の沈黙➡︎「スクラム強かったね〜 どんな練習してんの?」「あのステップは反則だよ〜」 など敗者から勝者を称えこの場でのコミュニケーションは自然と作られていきます。   激動の時を越え、間もなく全く新しい調和の世界を迎えることになります。私は世界中のラグビー場並びにスタジアムの風呂が‘一つ’になることを切に願っています。

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