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QRコードによる「紙媒体からWEBへの誘導」について

up to date : 2019.01.28 Mon

こんにちは。
いよいよ2019年も始まりました。
私事ですが最近随分と髪が伸びてきて、
この年にして(この年だから?)髪のケア方法に興味津々の森です。

 

ということで、今日は髪、ではなく、紙に関連した話です。

 

シンクメディアでは例年、年賀状を自社で制作しているのですが、
制作する際のテーマの一つに「いかにして紙からWEBへアクセスしてもらうか」を自社コンテンツを通して試しています。

 

紙からWEBへ誘導する際の方法としては、
・QRコード
・ARマーカー
・〇〇で検索との表記
・URLの記載 など
幾つかの方法があります。

 

今まで紙×WEB(クロスメディア)を使ったプロジェクトを多々やらせていただいている中で、一般的で一番使われているのが「QRコード」です。

 

QRコードは1994年にデンソーが開発した、ガラケー時代からある二次元コードですが、スマートフォンの普及などにより世界的にも普及していきました。
昨年からはついにiPhoneのデフォルトのカメラでもQRコードが読み取れるようになりましたしね!

 

トッパンフォームズLABOLISが2018年におこなったDMに関する消費者調査によるとDMからWEBへのアクセス方法としてQRコードを利用する人が急増しているようで、特に20代〜30代の女性の利用は6割を超え、DMにQRコードはもはや必須といってもいいかと思います。

 
 

でも、実際QRコードって見てもらえているの??
そう思いますよね。

 

ということで、弊社の年賀状では、どれくらいの方がWEBにアクセスしていただけたのでしょうか?

 

 

結論から言うと今年は全体の37%の方に見ていただけました。

 

弊社と関わりのある方々にお送りしているので、不特定多数に送るよりも見ていただきやすくはあるのですが、それでもこれはかなり高い数字です。

 

どうすればQRコードからWEBへのアクセス率が上がるのか?
今まで色々と試行錯誤してきた中で重要だと考えている要素を挙げたいと思います。

 
 

・興味のある人に届ける 又は 視点を変えてターゲットにする:誰に見てもらうか
・必然性:なぜ見るのか
・埋もれないデザイン:どのように見せるか
・タイミング:いつ見るのか

 
 

この4つが大切だと考えています。

 
 

興味のある人に届ける / 視点を変えてターゲットにする:誰に見てもらうか

これは言わずもがな、必要無い人に見てくれと言っても、中々見てもらえるものではありません。
いかに興味のある人に手に取っていただくか。
とは言え、不特定多数に送る場合、興味がある人にだけ送れるものではありません。
なので視点を変えて、いかに受け手にとって興味のあるテーマで
コンテンツをつくれるかがとても大切です。

 

自分たちの都合でコレを見てくれ!ではなく、
受け手の興味から関連付けて自社のコンテンツに興味をもってもらうというというのが大切だと感じています。

 
 

必然性(ストーリー性):なぜ見るのか

正直、ただQRコードを置いただけでは、よっぽど興味のある人しかアクセスしてくれないことが殆どです。
QRコードを読み取る必然性がある事で、読み取り率はぐっと上がります。

 

一昔前「続きはWEBで!」といった方法が流行りました。
ただこの方法も紙からWEBへ、ストーリーとしての流れをつくっても、続きを見る必然性がなければ見ていただけません。

 

紙はあくまで入口として考えます。
それは面白い世界への招待状であり、
その扉の先は、どこか面白い世界へつながっている。

 

そうやって考えると、アイデアを出すのが楽しくなります。

 

どうしたら喜んでもらえるか。
驚いてもらえるか。
楽しんでもらえるか。

 

いざ送る前に「とりあえずこういうものだから」ではなく、
1時間だけでも、もらう側の視点で考えるだけで結果は変わってくると思います。

 
 

埋もれないデザイン:どのように見せるか

僕もそうですが、私たちは日々の中で、飽き飽きするほど様々な広告に触れています。

 

ポストには毎日大量のDMが届きますし、
電車に乗ればそこら中に広告があります。
駅を歩いても街を歩いても広告だらけ。
TVをつけても、ネットを見てても…。

 

広告の中で暮らしているといっても過言ではないというほどの情報があると、
もはやそれを見ても脳が認識しないようになっていきます。

 

そんな中で、いかに手にとっていただくか。
自社のことを認識してもらうのか。

 

派手な色を使ってデカデカと大きな文字で宣伝するから目立つわけではありません。

 

業界の常識や慣例から一度離れ、
こんなのが来たら嬉しいな。驚くな。

 

視覚的にうるさくすることで目をひくのではなく、
心をくすぐることで興味をひく。

そんなデザインが必要なのではないかと思います。

 
 

タイミング:いつ見るのか

どんなに興味があるコンテンツでも、忙しいタイミングでは、中々WEBにアクセスしてもらえません。
自社のターゲット層に見てもらうためのタイミングはいつか。中々タイミングはコントロールできませんが、
少しでも確率を上げるためにできることを考えることが大切です。

 

例えば、弊社では年賀状をただの挨拶ではなく+α 楽しいものにしたい!
だからこそより多くの方に見て欲しい。と考えています。
そこで年賀状を送るタイミングを3年間で少しづつずらしてみました。

 

1)元旦 着
2)仕事始め 着
3)仕事始めから数日後 着

 

コンテンツが違うので一概には言えませんが数字だけ見ると圧倒的に3でのアクセスが多かったです。

 

元旦と仕事始めには、皆さん多数の年賀状が送られてきますので、その中に埋もれてしまいます。
また仕事始めでバタバタしている事も多く、誰から来たかを確認して終わりになってしまうことが多いのに比べ、タイミングが違うだけでWEBまで見ていただける割合が増えていると考えられます。

 

(元旦から遅れてしまうというのは礼儀としてどうなのか..という問題には目をつむってくださいませ… ゴメンなさい。)

 
 

ということで、今回はQRコードによる「紙媒体からWEBへの誘導」についての考えを書いてみました。

 

皆さまも今まで何となくQRコードを記載していただけなのであれば、上の項目を考え、掲載内容や方法を工夫することで、反応が大きく変わると思います。

 
 

最後に。
色々と方法論を書きましたが、何より大切な事は受け手に「面白い」と感じてもらえるかどうかです。
日々デザインに触れているからこそ感じますが、結局のところ、どのような形かではなく、そのもととなる送り手の想いが伝わるもの。

 

ですから、皆さんも企画する際は「他がこうだから」や「例年こうだから」「こういう決まりだから」ではなく、自分たちも楽しんで案を出し「こんなの出したら喜んでもらえるんじゃないか!!」と考えていくことが一番大事だと思います。

 

そうすると自然といろんなアイデアが浮かんでくるものです。
例えそれが不器用なものでも、その想いに人は感動するのだと思います。

 

皆さまの想いをより多くの人に伝えるために、
今回の記事が参考になれば幸いです。

category : /   |  posted by : daisuke mori